実はいろいろな原因がある!カラコン装用時の違和感
せっかくカラコンを使ってオシャレをしようと思っても、目の中に入れると違和感を覚えてしまい、気持ちよく楽しめないということがある場合があります。
こうしたカラコン使用時のトラブルにはさまざまな原因が考えられますが、対策することで安心して利用できるようになることがほとんどです。
まずはどこに問題があるのか、慌てずに確認していきましょう。
まず、購入時に間違えないようにしたいのがベースカーブです。
カラコンのパッケージには「BC」と記載されていますが、こちらはレンズのカーブの角度を示しています。
瞳のサイズは個人で異なるもので、それに対してカーブが急すぎると締め付け感を覚えたり、逆に緩すぎるとうまくフィットせずに目の中でゴロゴロと動いてしまいやすくなるのです。
BCは眼科で診察を受けなければわかりませんので、最初に必ず診察を受けるようにしましょう。
BCに問題がない場合は、レンズの裏表が逆になっていないか、見えかたがおかしければ左右が反対になっていないか確かめてください。
また、レンズが汚れている場合も不具合を感じます。
ワンデータイプのように使い捨てではなく、2ウィーク、マンスリータイプのカラコンを利用している場合には、日々の洗浄方法に問題がないか見直すことが大切です。
ケアの方法が正しくても、装用を続けているうちにレンズは劣化してきてしまいますので、使用期限前であっても違和感を覚えた段階で交換することをおすすめします。
なお、レンズに傷がついている場合でも不快感を覚えますので、この場合もすぐに装用をやめてレンズを取り外し、新しいものと取り換えるようにしましょう。
カラコンの違和感はレンズの問題ではなく、瞳にトラブルが起こっている可能性もあります。
乾燥しているだけではなく、何らかの病気の兆候といったことも考えられるでしょう。
違和感をそのままにしていると大事になってしまうこともありますので、おかしいなと思った段階で早めに診察を受けるように心がけてください。